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ドイツ・パヴィリオン

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バルセロナ博覧会の時に、ミース・ファン・デル・ローエが設計した建物が復元されています。
ミースの建築思想そのままに天井と壁だけが存在し、ぎりぎりまで削ぎとられて建っている姿は非常にミニマルで、普遍的で、たいへん美しいです。代表作の1つ。


ミース・ファン・デル・ローエ(Mies van der Rohe) 1886-1969  ドイツ



ファンズワース邸

20世紀のモダニズム建築を代表するドイツ出身の建築家。
ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライトと共に近代建築の三大巨匠と呼ばれています。 バウハウスの三代目校長も務めました。

近代主義建築のコンセプト成立に貢献した、建築家です。
鉄筋コンクリートの柱・床・天井の構造体で、内部空間を仕切らず、自由にレイアウトして使えるようにする意味の、ユニヴァーサル・スペースという概念を提唱しました。
日本では、旧東京都庁舎が早い導入例として有名です。

彼の標語で“Less is more.”(より少ないことは、より豊かなこと)という言葉がありますが 、ポストモダン建築家のロバート・ヴェンチューリは、ミースの標語“Less is more.”をもじり、“Less is bore.” (より少ないことは退屈だ)と皮肉っています。
その他、パヴィリオン以外の代表作として、ファンズワース邸、シーグラムビルなどがあります。



ドイツ・パヴィリオン(1929)(1986再建)




当時の技術水準では建築が困難でしたが、展示場がゆえ実現したそうです。

















 

 







 






Tabi/世界の建築 2010年6月
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