レム・コールハース（Rem Koolhaas）　オランダ　1944-



福岡ネクサスワールド

オランダ、ロッテルダム生まれの建築家。現代建築の巨匠。
建築家というよりもむしろ思想家、ジャーナリスト、脚本家として有名で、建築の中にアバンギャルド的な思想や論理を取り入れ、つねに挑戦的な建物を設計しています。
建築設計事務所OMA（Office for Metropolitan Architecture）と、その研究機関であるAMOの所長であり、またハーバード大学大学院デザイン学部の建築実践と都市デザインの教授でもあります。
十数人のブレーンとともに、そのすべての複雑な思考をクロスオーバーさせながら、独自の思想にまとめ構築されていく様子は、その代表者としてふさわしい以上のプロデュース力であり、貪欲な革新的建築家といわれる由縁でしょう。
建築の常識を覆してゆく彼のハイテンションな活動の中で、グローバル化する資本主義社会の流れを受け入れる力と、相反する矛盾も許容する姿勢が、また素晴らしく、哲学的な感じさえします。よくわからないレムですが、リアルな思想には尊敬せざるおえません。
代表作として在ベルリン・オランダ大使館、シアトル中央図書館、カーサ・ダ・ムジカなどがあります。とにかく彼の作品を楽しみましょう。

日本では福岡でネクサスワールドに参加。
2000年、プリツカ―賞受賞。




校内にある講堂・食堂などの施設です。
























































斬新な素材とフォルムが特徴的な物理学棟です。
説明によると建物内に貯水槽があり、そこに集められた雨水で建物の熱効率を上げ、
さまざまな用途に利用されているそうです。
外観は閉鎖的でミミズばれ状態ですが、内部は開放的にデザインされています。































































リチャード・ハッテンデザインのミュージアムカフェ。