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ファンズワース邸

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今回はアメリカに渡った三大巨匠の1人、ミース・ファン・デル・ローエを中心にシカゴ(イリノイ州)へ訪れました。
そのなかで最初にご紹介するシカゴ郊外のファンズワース邸は、それはそれは美しい彼の代表作です。
その環境といい、ベストマッチな空間にあって、ここを離れたくない気持ちになりました。


ファンズワース邸(1951) ミース・ファン・デル・ローエ (旅記録No.11参照)

美しい週末住宅ですが、現実的に住むのには努力がいるかもしれません。
クライアントの女医ファンズワースは、住みにくさと予算の大幅なオーバーという理由でミースと訴訟になりました。
そもそも2人の関係がそれ以上だったという説もあるようですが・・。結果はミースが勝訴しています。
この住宅は鉄骨で空間を持ち上げる構造になっていて、その後のモダニズム高層建築への礎になったことでも有名な住宅です。






ビジターセンター。
 



林の中を数分歩いていきます。








洪水が多い地域で、床上浸水も経験しています。




 






























すばらしい~。










ユニバーサル・スペースの室内。













ミースにとっては、実験住宅だったかも。





























ディテールの細かなこだわりが全体の完成度を高めています。
Tabi/世界の建築 2010年11月
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