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アラブ世界研究所

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アラブ世界研究所の建物壁面に、ガラスパネルで出来た幾何学模様の正体は、太陽光線に応じて、カメラレンズのように開閉するという絞込みを応用した、ダイヤグラムになっています。

 
アラブ世界研究所(1987) ジャン・ヌーヴェル




研究所内には図書館、書店、屋上テラスなどがあります。展望台からはシテ島、ノートルダム寺院が一望出来ます。









アラブ諸国18カ国とフランスは、
1980年、アラブ世界の情報発信、文化・精神世界を研究するための研究機関を設置することで同意しました。
アラブ文化と西洋(ヨーロッパ)文化総合を目指し、文化交流促進の試みでアラブ世界研究所が建設されました。


















この幾何学模様はスペイン・グラナダにあるアルハンブラ宮殿をモチーフにしていると言われています。








ハイテクですね。




Tabi/世界の建築 2010年6月
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