ヴィンタートゥアー美術館/ル・コルビュジエセンター チューリッヒの街の様子から、郊外のヴィンタートゥアーへ移動します。 ヴィンタートゥアー美術館増設棟は、スイス人のアネッテ・ジゴンとアメリカ人マイク・グイヤーによるユニットで設計されました。 チューリッヒのル・コルビュジエセンターも合わせて、ご紹介します。
テルメ・ヴァルス・スパセンター テルメ・ヴァルス・スパセンターは、チューリッヒから電車とバスを乗り継いで約2時間30分、ピーター・ズントーが設計した、スイス山奥にある温泉施設(スパ棟)のことです。 長期の滞在目的で造られています。
セントヴェネディクト教会 クール地方にあるセントヴェネディクト教会も、ズントーが設計したスイス山奥にある教会。 スンビッツ駅が最寄駅です。この建物はこの地方独特の木組みで建築されています。とてもすばらしい。
マサンスの老人ホーム/ローマ遺跡シェルター こちらはクール地方の豊かな自然に包まれた、福音派の教会が所有するマサンスの老人ホーム。 ローマ遺跡のためのシェルターは、木製ルーバーを多用した空間になっていて、シンプルですが部材の組合わせによる細部のディテールがすばらしい。 これらもズントー建築です。
セント・ヤコブ・パーク/シグナルボックス セント・ヤコブ・パークは、ボコボコと飛び出した半透明のポリカーボネートで覆われています。併設部はコンクリートをくり抜いたようなPC板が貼ってあり、スタジアムに比べて対称的な印象です。 シグナルボックスはバーゼル駅の信号舎。同じデザインのものが2箇所あります。銅の雰囲気も鉄道になじんでみえました。
SUVA集合住宅&オフィス/シャウラガー美術館 SUVA集合住宅&オフィスは、1950年に建設された建物のリニュアル。簡単に表現すると既存建物をガラスで覆ったダブル・スキン構造です。 シャウラガー美術館のシャウラガーとはドイツ語で「見る」と「倉庫」の造語。ドーンという感じですね。ワラと土を混ぜて、凝縮し練って造ったような・・。
バーゼルの建築 バーセルでのザハ・ハディド、ミラー&マランタ、ディーナー&ディーナー、マリオ・ボッタたちの建築を紹介します。クリスチャン・ディルの養護施設は、入居者の為にとことん考えられた設計になっていて、ちょっと感動しました。最後に街の記憶も紹介します。