こちらもバルセロナのパセオ・デ・グラシア通りに面して建っている6階建の集合住宅です。
2つのパティオを中心にして住居(各階4戸)が配置され、地下には駐車場があります。建物の装飾(バルコニー手すり等)はガウディの弟子、ジュジョールによるもので、現在でも住人がいて、建物内にはガウディー小博物館もあります。ガウディーが手がけた最後の私邸です。
これも現代建築とは程遠い様式で、サグラダ・ファミリア同様、直線部分をもたない建物になっていて、ゴツゴツした滑らかな岩の塊というイメージ。屋上には、彫刻的な鉄仮面煙突や埴輪換気塔が立ち並んでいます。