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カサ・ミラ

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こちらもバルセロナのパセオ・デ・グラシア通りに面して建っている6階建の集合住宅です。
2つのパティオを中心にして住居(各階4戸)が配置され、地下には駐車場があります。建物の装飾(バルコニー手すり等)はガウディの弟子、ジュジョールによるもので、現在でも住人がいて、建物内にはガウディー小博物館もあります。ガウディーが手がけた最後の私邸です。
これも現代建築とは程遠い様式で、サグラダ・ファミリア同様、直線部分をもたない建物になっていて、ゴツゴツした滑らかな岩の塊というイメージ。屋上には、彫刻的な鉄仮面煙突や埴輪換気塔が立ち並んでいます。

 
カサ・ミラ(1905-1910)




建設当時、市民からはラ・ペドレラ(カタルーニャ語で、石切場という意味)というニックネームをつけられましたが、
今日ではバルセロナを代表する建築史に残る建物となっています。



 

 
 

 
 
 

鏡に映った構造の基本的概念。実際は吊り下がっています。
 


 





屋上にある通気孔。写真でみると不気味ですけど、
入口からずっと不気味の連続なので、ここまで来るとこれがかわいく思えます。




 




テーマパーク、ガウディーリゾートへようこそ。
 
 

 






 






 








 

 


モデルルームのようになっています。
 


 


 


 


 


 


 



Tabi/世界の建築 2010年6月
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