アムステルダムと東京 運河が多く、歴史ある建物が点在し、地形的に集合住宅が多いところが、東京に似ているといわれていて、とても参考になります。 アムステルダムは首都ですが、政治の中心はハーグにあり、アムステルダムは観光・商業の中心都市です。街なかの運河沿いに並ぶ邸宅は、17世紀の豪商のもので、飾り窓、アンネ・フランクの家などもその中にあります。
スラレド市庁舎/ルードブレ市庁舎 スラレド市庁舎の特徴として、大理石を外壁に使い、内装には木材を多用した仕様になっています。外観のハードさとは対照的に、内部の落ち着いたインテリアはみなさんも気に入ることでしょう。 ルードブレ市庁舎の外観はガラスのカーテンウォール。この時代の彼を象徴する建物でもあり、そして建物内部の各所に観られる色使いは、ミッドセンチュリーそのもので明るく開放的な空間です。
在ベルリン・オランダ大使館/イギリス大使館 レム・コールハースの在ベルリン・オランダ大使館です。レムが気持ちで造ったという作品になっています。内部はDVDで見ましたが、導線にいろいろな仕掛けが施されていました。 もうひとつは在ベルリン・イギリス大使館です。
バーゼルの建築 バーセルでのザハ・ハディド、ミラー&マランタ、ディーナー&ディーナー、マリオ・ボッタたちの建築を紹介します。クリスチャン・ディルの養護施設は、入居者の為にとことん考えられた設計になっていて、ちょっと感動しました。最後に街の記憶も紹介します。
ルイジアナ美術館 建築家 JorgenBoとVilhelmWohlert が、共同でデザインをした海を望む高台にある美術館です。彼らは「風景にとけ込む」ということを第一のコンセプトとして設計しました。 世界で一番美しい、ガラス張りの回遊式美術館と言われています。また世界でも有数のモダンアートコレクションを有することで知られており、庭園にも多くのアートが点在しています。ヤコブセンの家具もいたるところに使用されていました。
ポンピドゥー・センター ポンピドゥー・センターの正式名称はジョルジュ・ポンピドー国立芸術文化センター。 国立近代美術館、公共情報図書館、産業創造センター、音響音楽研究所IRCAM(別棟)が入っている文化施設の集合体です。
ギャラリー・ラファイエット/ソニーセンター/ドイツ連邦議会新議事堂 ギャラリー・ラファイエットはジャン・ヌーヴェルのガラス建築です。フランス・パリの有名デパート、ギャラリー・ラファイエットが1996年、ベルリン店をオープンさせました。 ソニーセンターは富士山のような形で、フォーラムと呼ばれる空間が特徴です。 歴史あるドイツ連邦議会新議事堂。ノーマン・フォスターは既存建物にガラスドームを乗せて、それに反射ミラーガラスを使い、内部に効率良く光が届くようにデザインしました。
デンマークの記憶 ここで紹介するクロ(Kro)とは、デンマーク語で「旅籠」のことです。 一口にクロといっても、プールや会議室などを有する大規模なクロもあれば、昔ながらの茅葺屋根のデンマークらしいクロもあります。 特にユトランド半島などの田園地帯にあるクロは、日本でいう旅亭にちかいもので、アットホームな雰囲気が最大の魅力です。一般的に食事がおいしく、食事目当てで宿泊する人やレストランとして利用できるクロも多いので、地元をはじめ、旅行者にも人気があります。
ベルリンとポツダム広場/クーダム101ホテル かつてはヨーロッパ経済の中心地の一つだったポツダム広場ですが、東西陣営の緊張で出来たベルリンの壁で分断されてから、その活気を失っていました。 東西ドイツ統一後の現在では、まるでかつての栄光を取り戻すかのように商業・ビジネスエリアの中心地として、再開発の建設ラッシュがつ続いており、街は活気溢れる様子でした。ここでは広場でみかけた建物と、デザインホテルを紹介したいと思います。
ルーヴル美術館(ガラスピラミッド) ルーヴル美術館はパリにあるフランスの国立博物館。 建物は1190年の城砦建築からが始まりです。 1989年、イオ・ミン・ペイ設計によるガラスのピラミッド(内部に逆ピラミッド)がデザインされました。彼は1983年にプリツカ―賞を受賞しています。
パリの記憶 フランスの首都であるパリは、ニューヨーク、ロンドンなどと並ぶ世界有数の都市のひとつです。 市内をセーヌ川が貫く地形で、ノートルダム大聖堂などがあるシテ島を中心に発展しました。現在では「花の都」「芸術の都」などと呼ばれていて、世界屈指の観光都市であり、観光が大きな産業になっています。
アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)1898-1976 フィンランド 本名フーゴ・ヘンリク・アアルト(Hugo Henrik Aalto)ことアルヴァ・アアルトは、フィンランドの20世紀を代表する世界的な建築家であり、家具デザイナー。建築から家具、ガラス製品などの日用品もデザインしました。 グンナール・アスプルンドと並んで、北欧の近代建築家としてもっとも影響力があった1人であり、モダニズム建築においては単に理念中心の建築家ではなく、その人間的、有機的なアプローチで知られています。
パイミオのサナトリウム パイミオのサナトリウムはアアルトの代表作で、北欧においてモダニズム建築が注目されるきっかけになった作品です。建物と家具や照明などを同時にデザインしています。 現在は総合病院として使用されています。
トゥルクの葬式用礼拝堂 大学教授だったエリック・ブリュグマンの設計です。 狭い空間である祭壇の横から、十字架と祭壇に差し込む光とそのシルエットが、なんとも言えない美しさをかもしだしています。全体的には装飾のディテールにかなりこだわっていて、とてもきれいですよ。
トゥルク市立図書館 ヘルシンキに事務所を構えるJKMMアーキテツク設計のトゥルクの市立図書館です。 新館は基本的に天然石とガラスで構成されていて、そのバランスがとてもいい建築です。中庭があることで、イベントなどの多目的な用途に使用出来る設計になっています。
トゥルク大聖堂 古都トゥルクにある、フィンランドを代表する中世の教会です。 13世紀の終わりにほぼ完成し、その後も増改築がずっと繰り返されてきました。現在のデザインは、1827年のトゥルク大火災から30年余りかけて修復されたもので、大聖堂は街のランドマークになっています。
トゥルクの記憶 トゥルクはバルト海に面した、フィンランド南西部に位置する4番目に大きい港町です。 人口は約16万人で、スウェーデンと結ぶ海運ターミナルとして発展してきました。ヘルシンキが首都になる前の旧首都として知られています。 ここではスウェーデンからトゥルクへのシリアラインと街なかを紹介します。