アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)1898-1976 フィンランド 本名フーゴ・ヘンリク・アアルト(Hugo Henrik Aalto)ことアルヴァ・アアルトは、フィンランドの20世紀を代表する世界的な建築家であり、家具デザイナー。建築から家具、ガラス製品などの日用品もデザインしました。 グンナール・アスプルンドと並んで、北欧の近代建築家としてもっとも影響力があった1人であり、モダニズム建築においては単に理念中心の建築家ではなく、その人間的、有機的なアプローチで知られています。
パイミオのサナトリウム パイミオのサナトリウムはアアルトの代表作で、北欧においてモダニズム建築が注目されるきっかけになった作品です。建物と家具や照明などを同時にデザインしています。 現在は総合病院として使用されています。
トゥルクの葬式用礼拝堂 大学教授だったエリック・ブリュグマンの設計です。 狭い空間である祭壇の横から、十字架と祭壇に差し込む光とそのシルエットが、なんとも言えない美しさをかもしだしています。全体的には装飾のディテールにかなりこだわっていて、とてもきれいですよ。
トゥルク市立図書館 ヘルシンキに事務所を構えるJKMMアーキテツク設計のトゥルクの市立図書館です。 新館は基本的に天然石とガラスで構成されていて、そのバランスがとてもいい建築です。中庭があることで、イベントなどの多目的な用途に使用出来る設計になっています。
トゥルク大聖堂 古都トゥルクにある、フィンランドを代表する中世の教会です。 13世紀の終わりにほぼ完成し、その後も増改築がずっと繰り返されてきました。現在のデザインは、1827年のトゥルク大火災から30年余りかけて修復されたもので、大聖堂は街のランドマークになっています。
トゥルクの記憶 トゥルクはバルト海に面した、フィンランド南西部に位置する4番目に大きい港町です。 人口は約16万人で、スウェーデンと結ぶ海運ターミナルとして発展してきました。ヘルシンキが首都になる前の旧首都として知られています。 ここではスウェーデンからトゥルクへのシリアラインと街なかを紹介します。